決して、諦めない。
病気とだけに向き合うのではなく、
目の前の『ヒト』と向き合うリハビリテーションを。
代表 小林 遼(こばやし りょう)
Ryo Kobayashi
認定理学療法士(脳卒中)
脳卒中の増加と若年化…そして、保険制度上での難しさ
現在、全国的に脳卒中患者の増加・若年化は深刻な問題となっています。もちろん、沖縄県でも同様です。医療保険におけるリハビリ期限と介護保険における年齢制限。これらの影響で、継続したリハビリが必要な状況にも関わらず、リハビリが受けれず仕事復帰にかなりの時間を要している方を多く経験しました。
イギリスでの良い意味での違和感
一方で、2014年にイギリスに滞在している期間に感じた、良い意味での違和感…。車椅子や歩行器など色んな手段を用いて、外出している方と多く出会いました。バリアフリーは日本の方が進んでいるにも関わらず…。
日本でも、脳卒中の方々が外出していることが、もっと当たり前な国になってほしい。まずはここ沖縄県から。そんな想いも『 nico lab. 』には込められています。
新しい発想の追求
約20年の臨床経験にて、多くの知識と技術の習得に励みましたが…終わりはありません。医学や脳科学の発展に伴い、脳に関しても多くのことが分かってきました。それでもまだ解明されていないことも多くあります。色んな人に出会う度に、自己研鑽を続けなければと感じる日々です。
クライアントだけでなく、私自身も “ 常に新しい発想 ” を追求しながら、クライアントの潜在性を信じ、向き合っていきたいと思っています。『 nico lab. 』 は、そんな場所であり続けます。
取得資格
2006年 4月 | 理学療法士 取得 |
2013年 4月 | 認定理学療法士(脳卒中) 取得 |
経歴
2006年 3月 | 横浜リハビリテーション専門学校 卒業 |
2006年 4月 | 山梨温泉病院(現 山梨リハビリテーション病院) 入職 |
2014年 1月 | イギリスに語学とリハビリ留学 現地で訪問リハビリを経験 |
2015年 4月 | 大浜第二病院 入職 |
渡嘉敷島へ離島支援活動(3年間) | |
大浜第一病院 出向(2年間) | |
2024年 4月 | 脳神経リハビリテーションラボ nico lab. 開設 |
役員歴
2017年 6月〜 | 沖縄JRAT(日本災害リハビリテーション支援協会) 部員 |
2022年 4月〜 | 沖縄県理学療法士協会 国際支援部 部長 |
2024年 3月〜 | 日本ボバース研究会 研修部 部員 |
2024年 4月〜 | 沖縄ボバース勉強会 世話人 |
講師・アシスタント活動
2011年〜2013年 | 理学療法講習会 アシスタント (脳卒中片麻痺者の実践的アプローチ in 山梨 ) |
ボバースコンセプト インフォメーションコース in 山梨 アシスタント | |
2015年〜2019年 | 沖縄CNS勉強会 講師 |
沖縄ボバース勉強会 アシスタント | |
2018年 | 沖縄環境適応講習会 ショートコラム担当・アシスタント |
2020年 | 理学療法講習会 講師 (回復期(後期)における脳卒中リハビリテーション in 沖縄) |
2024年 | 鍼灸治療院 院内研修 講師 (脳卒中後遺症による麻痺と関節拘縮のリハビリ) 沖縄リハビリテーション福祉学院 外部講師 (国際支援活動について) |
学会発表
2008年 | 山梨県理学療法学術大会 (聴覚刺激とバランス反応の関係性についての一考察) |
2017年 | 沖縄県理学療法学術大会 (Pusher症候群を呈する症例に対し麻痺側肩甲帯に対するアプローチの一考察) |